築古大家の不動産DIY日記

築古大家の過去の経験談中心に書いています

最初に購入した投資物件

不動産投資をしようとすると、融資を利用してレバレッジをかけて一棟アパートやマンション、または新築区分ワンルームマンションなどが主流であることは今も昔もほとんど変わりません。

 

不動産投資と銀行融資はセットであり、融資を利用出来なければ投資物件を購入することは出来ないと思われますが、そうでもありません。手元の自己資金である現金で購入すればいいのです。

 

投資物件を現金で購入出来ないと考えている人には不可能であるといえますが、サラリーマンをしながら自己資金を貯め、その範囲で格安物件を購入していくことで徐々にですが規模拡大をすることもできます。

 

かくいう私も最初に購入したのは、格安の中古ワンルームマンションでした。当時住んでいた地域の不動産の窓ガラスに貼ってあった販売図面からのものです。記憶はあいまいになりますが、480万円程度だった価格から指値を入れて390万円程度で購入しました。

 

当時はオレオレ詐欺が流行りだした時期であったことからATMでの出金額の制限がかかり始めました。一度の出金額が200万円であったと記憶しています。

 

金額が少なかった(400万円程度の不動産取引は少額です)こともあり、契約と決済は同日になりました。少額とはいえ400万円ともなれば大金となりますので、当日に不動産屋さん近くのATMから引き出して持参する予定でした。それが引出制限で決済金を全額持参することができず(週末の契約だったため銀行は休み)売主さんには迷惑をかけてしまったことをよく覚えています。

売主さんは高齢で温厚であったことから、翌日に残金を入れることで無事に契約することが出来ました、次回以降の契約は事前に準備するようになりました。

 

無事に購入した最初の投資物件である中古ワンルームマンションですが、オーナーチェンジで賃貸中の入居者が10年以上住んでくれました。家賃は50,000円で管理費等が9,000円ですので1年間で約50万円、10年で約500万円のキャッシュを生んでくれました。

 

数字だけみると優秀な物件に見えますが、購入後に給湯器交換、エアコン交換、ミニ冷蔵庫交換などの入居中の設備交換をして費用は約20万円かかりました。入居中であったため費用を抑えることよりも時間優先でやりました。

今でこそDIYで色々やっていますが、当時は技術や工具も全くなかったため基本的に外注で対応していたため金額が余分にかかったと思います。

 

この物件は売却せずに今でも保有していますが、2年ほど前に退去となりDIYリフォームで仕上げて、家賃43,000円で賃貸中です。50,000円から大幅に下げていますが、ワンルームマンションで3点ユニットバス、収納なし、洗濯機置場なし、北向きの東京23区外であることを考えると、いい家賃で賃貸出来ていると思います。

 

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