築古大家の不動産DIY日記

築古大家の過去の経験談中心に書いています

大家さんのDIYリフォームのメリットとデメリット

築古大家はすでにサラリーマンを辞めて専業大家さんとして生計を立てていますが、サラリーマンをしながら兼業大家さんの時代もあります。最初に購入した投資物件は中古のワンルームマンションでオーナーチェンジです。オーナーチェンジといえばリフォームも賃貸募集もすることなく、すぐに家賃が入ってきます。購入してから間もなくお湯が出なくなる、という設備不具合も発生しましたが、この時は東京ガスに修理依頼をして給湯器交換費用は115,500円でした。最初の修繕費用だったのでよく覚えています。

 

初めてDIYリフォームをしたのは、競売で中古戸建を買った時です。最初からいろいろやったわけではありません。壁紙張替えを地元の工務店に依頼をして、室内クリーニングをDIYでやりました。工務店には壁紙張替えなどの室内リフォームをやってもらい、掃除機をかけたり雑巾がけをしたり、掃除を自分でやりました。当時はDIYという感覚は特にありませんでした。賃貸仲介の不動産会社に勤めていた時のことで、一戸建ての室内清掃費は業者依頼で7~8万円かかっていました。

 

拭き掃除や掃き掃除を基本として、油汚れはマジックリンを、また100均のメラミンスポンジやカビキラーなど安価な一般的な掃除道具を使い3日程度の掃除だったと思います。3日の単純作業の労働で7~8万円の費用を節約できるのであれば、DIY室内清掃は割がいい副業だと思えます。ただ、年収が600万円を超え本業で高い給料をもらっているのであれば、本業を頑張った方がいいでしょう。

 

また、水回りのコーキング打ち直しも簡単にDIYできます。コーキングガンは安いもので数百円、コーキング剤も数百円、マスキングテープは100円、1,000円程度で道具と材料が揃います。コーキングの打ち直し作業は簡単な作業ですが、業者に依頼すると高くなります。最初は上手くいかないかもしれませんが、慣れてくると10分程度の時間できれいにできるようになります。コーキング打ち直しはメリットが大きいDIY作業です。

 

また、デメリットがあるDIY作業ではクロスやクッションフロアの張替えがあります。どちらも専用の道具があり、全て揃えると1万円程度かかります。また部材も正確に購入することが難しく、失敗する可能性も考えて余分にとる必要があります。作業は慣れるまでは大変で、きれいな仕上がりも期待できません。道具や残った部材も保管しておく必要があるため、失敗も覚悟する、道具や部材の保管場所を確保できる、などが可能でない限りDIYは止めておく方が無難です。

 

石膏ボードや合板、床板の補強や張り直しも大変な作業です。築古大家は丸ノコやインパクトドライバー、スライド丸ノコなどの電動工具も揃えているためDIYでやっていますが、電動工具が全くない、経験もない状態で始めるとなるとレベルが高い作業となります。電動工具は高いものだと数万円もしますが、DIY用のものであれば5,000円程度で販売されています。道具や部材を保管しておくことができ、今後もDIYリフォームを継続していく予定があれば大工作業もやってみるのもいいでしょう。DIYは無理をせずに出来ることを少しずつ増やしていけるのが大きなメリットだといえます。

 

 

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