築古大家の不動産DIY日記

築古大家の過去の経験談中心に書いています

空室を埋めるためにできること

賃貸物件の空室が埋まらないのは不動産業者が悪いわけではなく、大家さんがしっかりと営業できていないことになります。不動産業者が営業するものであり、大家さんは営業するのではなく待っているだけでは、今の時代の賃貸経営は難しくなります。

 

築古大家は新卒で新築ワンルームマンション販売の会社に就職しました。新築ワンルームマンションは簡単に売れるものではありませんので、毎日のように営業電話を100本以上していました。営業とは需要がないところに需要を作る出すものだと上司から言われ、1年6ヶ月の退職までの間に売れたのは1戸だけでした。

 

需要がないところ売り込んでいくのは大変な仕事です。築古大家が売れない営業であったのか、新卒で入った14人の同期のうち1戸も売れなかったのが3人、1戸だけが4人でした。築古大家が退職したのは14人のうち7人目でした。

 

賃貸住宅は借りたい人に物件を紹介すればいいのです。需要があるところに紹介するだけです。大家さんが不動産業者に対して賃貸募集の依頼をしっかりしているのか、不動産業者の営業担当が紹介しやすくしているのか、

 

大家さんが賃貸物件をしっかりリフォームをして、相場家賃で募集しても決まらないこともあります。どうして決まらないのか、同じような物件に流れていて選択してもらえないのか、そもそも賃貸需要がないのか、見極めていく必要があります。

 

賃貸需要が全くないのであれば手の打ちようがないのかもしれませんが、そうでなければやれることは多々あります。まず、物件のリフォームは直すべき部分は直し、賃貸入居希望者が内見した時に綺麗だと思ってもらえるのか。汚れた部分あったり、ほこりが溜まっていたり、印象が悪くなってしまうようなことは避けなければなりません。

 

入居希望者が物件の内見に来た時に、第一印象が良ければ話が進みやすくなります。見た目は当然気を付けなければなりませんが、匂いも気を付けなければなりません。空室期間が長くなると、排水溝のトラップの水が蒸発してしまい、排水管から悪臭が上ってくる場合があります。これは定期的に水を流すだけで避けることができるので、水道が止まっている場合にはペットボトルに水を入れて流すだけでも大丈夫です。

 

印象も悪くなく、匂いも気にならない、内見も増えてきている、それでも入居が決まらない時にはどうしたらいいのでしょうか。それは、入居を決めたいと思わせる何かが足りないのかもしれません。この何かは、状況によって入居希望者によって変わってくるものです。物件の印象もよく、家賃も相場より安いので決めたのか、設備が充実していることで決めたのか分かりませんが、決まった時に確認しておけば、その物件の強みにできます。

 

物件のリフォームは完璧で、家賃も相場よりも安いのに入居が決まらない時は、賃貸募集が適切にされていないのかもしれません。地域の不動産業者、ターミナル駅の不動産業者、また自らSNSなど全ての媒体で募集をしてみましょう。賃貸募集で、出来ることを順番にやっていくことで必ず入居は決まります。大家さんが信じてやっていくことです。

 

 

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