築古大家の不動産DIY日記

築古大家の過去の経験談中心に書いています

不動産投資はどの分野が儲かるか考えてみた その②

シェエハウス投資は一棟の建物の中で、浴室、トイレ、洗面台、キッチンなど各室に設置する必要がないため、建築費用を抑えることができます。またリビングやキッチンが共有となり、居室を狭くすることができ、居室にはテレビやベッドなどの家具家電を設置しておくことで、同じ面積のアパートに比べても家賃を高く設定できます。

 

新築アパートでは利回り5%以下のところ、新築シェエハウスでは利回り8%以上となります。融資もつくので自己資金はほとんど必要なく、家賃保証もつくので返済に困ることはありません。銀行に返済しても手残りがあるので、どんどん自己資金が増えていきます。

 

いいことばかりのシェアハウス投資です。やらない理由が見つかりません。営業担当者は言います。

「私もシェエハウス投資をしたいと考えていますが、銀行融資が出ません。○○様のように一部上場会社に何年も勤務していて年収が高く、しっかりとした立場でないと銀行が融資をしてくれないのです。○○様は選ばれた方であり、特別なのです。」

 

自分が特別な存在だと勘違いしてしまい、新築シェエハウス投資を始めてしまいます。最初の数ヶ月、なかには1年以上は家賃保証があった人もいます。家賃保証があり自己資金もほとんど必要ないことで、シェアハウス2棟目を買った人もいたようです。

 

自分は特別な存在であることから、儲かるのであって、誰でも儲けることは出来ない、そう考えていたのでしょう。実際は特別な存在として、販売業者からカモにされているのが分かりません。自分で考えることを止め、他人が自分のために儲け話を持ってくることはありまえん。他人が持ってくる「ここだけの特別な儲かる話」は、持ってきた人が儲かる話であり、投資やローンの話がでた瞬間に警戒しなければなりません。

 

シェアハウス投資をやって儲かっている人もいます。ただし、儲かっている人のなかで、かぼちゃの馬車など、大手の業者から買ってシェエハウス投資をしている人はいません。その多くは中古物件を割安で買い、建物の内外装を自分の手配で安くリフォームして、賃貸管理や入居者募集も自分でやっています。

 

新築シェエハウスでも儲けることはできます。自分で土地を仕入れ、建物を建て、賃貸募集をすることを自分でやります。業者がやることを自分でやるため、手間はかかります。お金をかければ手間をかける必要はありません。

 

レオパレス21大東建託などの賃貸住宅のハウスメーカーで新築する場合も同様です。土地を所有していることで、特別な存在だと営業されることもあります。ハウスメーカーの建築費用は相場の3割増ともいわれています。家賃保証をしっかりしてくれていれば、3割増でも問題ないと思い契約してしまった地主さんもいます。家賃保証が契約通りに続いていれば全く問題ありません。ただ、最近では家賃保証の減額交渉が入り、そこから界壁がないことが発覚しています。

 

 

 

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