築古大家がDIYを始めたわけ
築古大家がDIYをするようになったのは、DIYが好きだからというわけではありません。必要に応じて順々にやるようになったのです。最初は空き家リフォームとして工務店など見積りをとってもらっていました。実は不動産投資をする前に、自宅として中古マンションを購入しています。
この時に地元の工務店にリフォーム工事を依頼しました。登記面積45㎡で物件価格は1,000万円、リフォーム費用は150万円でした。当時はアパート住まいで家賃は8万円であったので、住宅ローンを利用すると毎月の住宅費をかなり抑えることができました。
リフォームは2ヶ月程度かかかりましたが、この時にはDIYをすることは一切ありませんでした。キッチン、浴室、洗面台の交換、トイレウオシュレット取付、クロス全面張替え、畳表替え、フローリング上張り、絨毯張替えなどの室内全面リフォームです。
間取り変更を伴うリノベーション工事ではありませんが、全面リフォームであればDIYをすればかなり費用の節約になります。自宅として考えても費用の節約はかなりのものですが、当時はサラリーマンをやっていて毎日忙しかったことと、リフォームは工務店にやってもらう認識があったのでしょう。
DIYを始めたのは、空き家を競売で購入してからだと思います。そうはいってもクロスの張替えなど大まかなリフォームは外注していますが、室内クリーニングをDIYでやりました。室内クリーニングといっても、全ての窓と窓枠、床の雑巾がけ、ワックス塗など外注すれば一戸建てとなると10万円以上かかる場合もあります。
何日かかかりましたが、実際の経費は空き家までの交通費、ワックスなどの軽微な材料費、そしてなんといっても労働力の投入です。特にDIYという認識はありませんでしたが、清掃くらいは自分でできるだろうという認識でやりました。
また、廃墟に近い元会社の寮である一棟アパートを再生したことがありました。この時にも何社かリフォームの見積もりをとってもらいました。屋根と外壁塗装は外注しましたが、この時の費用は150万円でした。
内装リフォームは業者によって大きく違いましたが、高い業者は一室200万円でした。一室40㎡で鉄骨2階建て、全6室の物件です。一室だけ入居していましたので、空き室5室で1,000万円にもなってしまます。それをどうやって安くするのか、とにかく考えました。ここから徐々にDIYをしていくことになりますが、次回に続きます。
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