築古大家の不動産DIY日記

築古大家の過去の経験談中心に書いています

築古大家がDIYを始めたわけ(続き)

築古大家がDIYを始めたわけ、それは物件再生するための資金を十分にかけられなかったからです。いたって普通の理由ですが、物件再生でまずやらなければならないことは残置物などのゴミ処分です。廃墟のような物件といっても以前の入居者の生活用品である残置物、いわゆるゴミが満載であることがほとんどです。

 

この時にやっていた元社員寮である一棟アパートは、会社が建設業であったことで建物内だけでなく、敷地内も大変な状況でした。建設会社の資材が所狭しと散乱していたのは当然のことですが、土地自体も何故か窪みがあり、平坦な部分をほとんどありませんでした。

 

土地は約100坪とそれなりの広さはあったのですが、建物以外では平坦な部分がほとんどないことで駐車するのも1台がやっとでした。そのため、残置物などのゴミ撤去をDIYでやりつつ、土地ならしをどうしたらいいのか悩んでしました。元社員寮であったため水道メーターは1つだけ、1室は事務所使用、共用部の電機は事務所のメーターから引いてありました。土地ならしだけでなく様々な問題が山積みで、当時はサラリーマンでしたが、月に2回1泊2日で計4日間通っていました。

 

土地のならしは現場近くの建設会社に依頼をして土地のならしと下水を本下水の接続(元々は浄化槽ですが下水道がある地域のため)、水道メーターを各戸に小メーターを付けてもらい150万円で高額でしたが、何社か見積もりをとった中では最安でした。

 

その後に外壁と屋根を塗装してもらい、こちらも150万円でした。内装に入る前に既に300万円かかっているのです。この物件は特別競売で300万円足らずでしたが、物件の本体価格を軽く超える修繕費用がかかっています。

 

こうなると資金不足は否めません。内装は個人の大工さんをネットで見つけることができ、日当(当時は17,000円)を払い、一緒に働くことで段々覚えていきます。最初は見ていることと掃除や片付けだけやっていましたが、助手のようなこともやるようになると少し仕事を覚えた気になってきます。

 

トイレの交換は地元の水道屋さんに依頼をして仕事を見ていました。電気の配電盤ボックスをネットで買い、地元の電気屋さんに依頼をしました。6室中5室を交換しましたが、最初の1室をやってもらい、後は自分でやりました。

 

最初からDIYでやる人もいると思いますが、築古大家は過去に職人さんがやっているのを見たものをDIYすることを基本としています。もう少しだけ続きます。

 

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