築古大家の不動産DIY日記

築古大家の過去の経験談中心に書いています

解体作業と廃材処分を考えてみました

築古物件でなくてもリフォームをするとなれば、解体作業があります。壁や天井解体して、床板を剥がし、場合によっては浴室も解体します。築古物件ともなれば、壁は土壁で浴室の壁や天井、また床もモルタルで固められていてタイルも張ってあります。土壁は大きめのバールとハンマーで叩くと崩れていきます。土壁の中に骨組みとして竹が入っているので、この竹を取り除きます。土やモルタル産廃扱いとなることもありますが、地域によっては不燃ゴミの持ち込みができる場合があります。

 

産廃となるような土やモルタルをどうしたらいいのか、まずは役所に確認をとっていきます。地域のゴミ処分場で引き取ってくれないのであれば、役所で産廃業者を紹介してくれる場合があります。その地域担当で営業している産廃業者であれば、不法投棄の可能性はほとんどないと考えてられます。また、自分で山奥に不法投棄などをする人も希にいますが、費用がかかったとしても法律を守って廃材処分をしていきましょう。法律を守っていくことで、継続した不動産賃貸業ができます。

 

解体作業で必要な工具はそれほど高額ではありません。バールとハンマーと重要なのは体力です。工務店に依頼をすれば、職人さんが電動工具を使い、慣れた様子でどんどん作業を進めていきます。浴室のモルタル解体も、素人がDIYでやると数日かかりますが、職人さんがやると数時間で終わることもあります。電動ハンマーなどの専門の工具と普段から慣れている職人さんが作業をすれば早いのは当たり前です。ただ、作業は難しいことはなく、ただ壊していく作業なので体力を使えば誰でもできます。

 

解体作業で大変なのは、廃材の仕分けと処分となります。壁や天井など建物内部を解体した廃材には可燃や不燃、その他諸々が混ざっているので、仕分けをしないと処分場に持ち込みができません。どこまで処分場に持ち込みが仕分けをすれば大丈夫なのか、処分場に事前確認しておくと余分な手間はかかりません。築古大家は過去に畳を細かく裁断しましたが、その地域の処分場では、畳をそのまま持ち込みすることができました。

 

廃材を処分場に持ち込みするために、軽トラがあると便利です。軽トラの荷台にコンパネ板で壁を作ると、かなりの廃材を積み込むことができます。敷地の雑草や荒れた庭木も剪定して一緒に持ち込みできます。枝など細かいものは麻袋や、雑草など300ℓほど入るブルーシートのような袋が便利です。麻袋も高いものだと1枚50円ほどするので、処分場では袋の中身だけだしてくると何度も使うことができます。細かいことなのですが、地域によっては一定量までは無料で引き取ってくれることもあります。築古大家がリフォームしている物件の地域の処分場では、個人の持ち込みは50キロまで無料です。その処分場は可燃も不燃もある程度まで引き取ってくれますが、陶器は引き取ってくれません。トイレの便器などはなかなか難しいこともあり、他の物件の地域で処分することがあります。いくつかの物件を所有しているため出来ることですが、そうでなければ素直に廃材を処分してくれる業者に依頼をすることが賢明です

 

 

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