築古大家の不動産DIY日記

築古大家の過去の経験談中心に書いています

築古戸建のDIYリフォームはどこから始めるべきか考えてみた

築古戸建を格安で購入してDIYリフォームをする、想像すると楽しそうですよね。会社員をして、休みの日に電動工具を片手に、安い部材を仕入れてDIY施工で工賃を抑えていくことができます。テレビでやっているように相違工夫をしながら、様々な細工をして独自の家を作っていく、まさしく夢のようです。

 

ただ、実際に廃墟のような築古戸建を購入すると、現実の問題に押しつぶされそうになります。金額的には中古者を購入するよりも安く、大きな工作をする趣味を始めるような感覚で始めてしまうこともあります。

 

築古大家は自身の経験として、築古戸建のDIYリフォームをやっています。大家さんとして中古ワンルームマンションのオーナーチェンジから始めました。DIYリフォームをすることなど考えることもなく、ビフォーアフターなどのリフォーム番組を見て、リフォームはお金がかかるものだと思っていました。

 

最初に廃墟のような物件を購入したのは、特別競売での元社員寮の共同住宅です。建物は重量鉄骨造であり、外壁はモルタルでヒビだらけした。敷地内はどこの工事現場なのか、というほど廃材などが溢れていて、地面は一部陥没していました。

 

建物の室内には残置物が満載で、ゴミやカビなど汚れが酷い状態でした。人が住めるような環境ではなく、室内にいるだけで気分が悪くなってしまいます。どこから手を付けていいのか分からず、最初のうちは茫然としたのを覚えています。

 

当時はまだ会社員をやっていて、現場は自宅から高速を使って2時間以上かかる地域でしたので、月に2回泊まりで通っていました。DIYリフォームをするというよりも、まずは自分で何かできることをしていこうと考え、残置物やゴミ、廃材をまとめて処分場に持ち込むことから始めました。

 

区分ワンルームマンションでは空き室を購入しても、荷物は何もないため残地物処分などいうことはありません。築古戸建の場合、相続物件であることも多く、敷地や建物が管理されていないことが少なくありません。雑草が生えていればジャングルのような状態、室内は生活していた道具が満載です。

 

残置物がなければ、清掃から始めていくのがいいでしょう。残置物や敷地がジャングル状態であれば、まずは片付けと不要物を処分していくことから始めます。ブラウン管のテレビや二層式洗濯機があれば、リサイクル料金を支払って処分しなければなりません。布団や洋服などは、可燃ゴミとして処分しました。いくつもあるタンスはバールで解体して処分場に持ち込みました。敷地内の雑草を草刈りして、落ち葉も集めて処分場に持ち込みました。土壁を解体して、不燃ゴミ処分場に持ち込みました。

 

廃墟をDIYリフォームで再生することは大変な作業です。夢を見てDIYリフォームを始めると、途中で挫折することは珍しくありません。あまり情報が出ていないのは、上手くいっている情報が出回っているためです。現実を確認して、築古戸建空き家のDIYリフォームは清掃と片付けから始めて、その後は出来ることを少しずつやっていきましょう。

 

 

 

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