築古大家の不動産DIY日記

築古大家の過去の経験談中心に書いています

田舎の不動産は負債なのでしょうか

不動産を所有していると固定資産税を負担しなければなりません。車や中型以上のバイクを所有していても税金がかかります。区分マンションであれば、固定資産税以外にも管理費や修繕積立金がかかり、別荘であれば地域の管理費がかかる場合もあります。不動産は所有しているだけで年間数万円から数十万円かかるものです。

 

都心の不動産は売却も賃貸もしやすく、自己使用であっても使いやすいものです。固定資産税も田舎に比べて高いものですが、使い勝手も良いので負債とみられることはありません。金持ち父さんの考えでは、住宅ローンを返済している限り資産とはみなしませんが、一般的には資産だといえます。

 

地方の過疎化しているような田舎で不動産を相続などで所有者となってしまうと、負債を相続したようになります。自分で使うこともなく、賃貸も売却もしにくい住宅や当然ですが、農地を相続しても大変です。農地の所有権移転は相続であれば関係ないのですが、農地法という法律で農家以外では所有権移転できませ。

 

自分で農業をするのであればいいのですが、そうでなければ賃貸するか売却を考えます。賃貸できれば固定資産税くらいになるかもしれませんが、売却するには農業委員会で許可が出る農家でないと売却できません。

 

空き家を相続しても負債になる可能性はあります。自分で住むこともなく、賃貸も出来ず売却もなかなかできない、それでも固定資産税はかかります。東京などの都心に比べてかなり安くなりますが、所有しているだけでお金がかかります。また特定空き家と認定されてしまうと、土地の固定資産税は6倍となってしまうため、ある程度の維持管理はしなければなりません。

 

リゾートマンションも所有しているだけで、管理費や修繕積立金、また温泉管理費などの温泉地では別に費用がかかることもあります。スキー場が多数ある新潟県湯沢町ではリゾートマンションが多数あります。バブル景気をいわれた1990年前後に建設された当時の価格は今では考えられませんが、ワンルームで2,000万円以上していたようです。

 

まだ戸建の空き家であれば何とかなりそうな気もします。都心から田舎に住みたい人はいるようで、安い金額であれば売却もでき、賃貸でも供給数が少ないことで決まりやすくなります。ただ、それなりのリフォームが必要で、修繕にある程度の費用はかかります。何もリフォームをしなくても売却はできます。ただ大きく指値が入ることになり、リフォーム費用以上に安くなる可能性はあります。

 

逆に所有者が負債だと感じている不動産であれば、格安で譲ってもらえる可能性はあります。不動産業者に依頼をして契約になると、売主は20万円の仲介手数料を支払うことになります。どうしても処分したい場合には不動産業者に依頼するかもしれませんが、処分したいと考えても依頼しないこともあります。そんな物件を直接取引できるようになれば、負債を資産に変えることができれば面白いですね。

 

 

 

人気ブログランキングに参加しています

よろしくお願いします


不動産ランキング


賃貸管理ランキング

 

 

最近のことはTwitterでつぶやいています

よろしくお願いします

https://twitter.com/mogmo77