築古大家の不動産DIY日記

築古大家の過去の経験談中心に書いています

DIYリフォームはホントに安くできるのか

築古戸建を安く購入してから、DIYリフォームをすることでリフォーム費用も安く抑えるこができます。どこまでDIYでやるのか、経験がないと分からないことばかりですが、今ではネットや動画でいくらでも情報を集めていくことができます。どんな工具を使って、どんな作業をしているのか確認することができます。

 

どこまでDIYリフォームをすればいいのか、初心者となると分からないものですが、まずはできることをできる限りやってみることです。築古大家はDIYだと考えずに、片付けをメインでやっていました。最初の頃はとにかく残地物の片づけをやっていて、リフォーム作業は職人さんを頼んでいました。廃屋に近い元社員寮の一棟アパートを再生していた時には、解体作業も大工さんにやってもらい、廃材を処分場に持ち込むことを自分でやっていました。

 

今でこそ解体作業はDIYで積極的にやっていますが、当時は解体作業を全くやっていませんでした。素人が解体作業をやってはいけないような考えがあったのかもしれません。壁を壊し、床を剥ぎ、天井の解体までバールとハンマーがあれば、労働力を投入することで誰でもできることです。浴室モルタルの解体作業も電動ハンマーがあれば、少しは楽にできたかもしれませんが、使う頻度が低そうな電動工具は簡単に購入できません。築古戸建の建物B内に使われている土壁も、バールとハンマーで解体できます。

 

一番大変なのが、土壁やモルタルを解体した後の廃材処分です。土壁は骨組みとして竹が組み込まれているため、土と竹を分ける必要があります。モルタル産廃として扱っている地域もあるため、個人でゴミ処分場に持ち込みができない場合があります。また石膏ボードもゴミとして処分できない地域もあり、処分するための費用も安くありません。解体と廃材処分が一通り済むとやっとリフォーム作業に入ることができます。

 

 

住宅は床下に基礎があり、基礎の上に土台がのり、さらに柱や梁、またツーバイフォーではツーバイフォーで組んだ壁が土台の上にのります。築古戸建は木造軸組工法、いわゆる昔の大工さんが建てた住宅です。床下はコンクリートが打ってあるベタ基礎ではなく、土の上に平たい石または平らなコンクリートを置いて束石としています。築古戸建が築40年を超える古民家レベルだと、束は直径5cm程度の枝が使われていたりします。

 

築古戸建のDIYリフォームをしていると、解体作業、大工作業、内装作業、資格が必要ですが電気工事作業や水道工事作業など、様々な作業をしていくことになります。DIYで難しい時には、その都度において専門業者を探すことになります。それでもやっていくうちに慣れてくることで、技術も身に付いてきます。技術が身に付けば職人さんに依頼する仕事のほとんどをDIYで対応可能です。ただ、専門業者の職人さんのように作業するには、様々な行工具が必要です。最初は手回しドライバーしか持っていなかった築古大家ですが、バールやハンマー、インパクトドライバーや電動ドリルドライバー、電動丸ノコ、電動スライド丸ノコ、その他など、工具に既に数十万円はかけています。元が取れたかどうかは分かりませんが、今後もDIYリフォームで使っていく予定なので、何とか元を取りたいと思います。

 

  

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