築古大家の不動産DIY日記

築古大家の過去の経験談中心に書いています

工務店や職人さんをどこで探すのか

リフォームを外注する時に、修繕業者をどこで探すのがいいのか、大規模リフォームはやっぱり大手に見てもらいたいと考えてしまう人もいるようです。リフォームに限らず、新築でも全国展開しているような大手業者はテレビのCMを出しています。CMを出していることで、広告料としてかなりの費用がかかっています。有名な業者は各都道府県に拠点となる営業所が数か所あり、営業所ごとに営業マンが10人以上在籍していることもあるようです。

 

レオパレス大東建託などのハウスメーカーは営業部隊がいるようで、土地持ちの地主さんに高額な建築費のアパートを提案しているようです。建築費のうち5%が営業マンの歩合給だと聞いたこともあります。1億円の建築契約を取れば500万円の歩合給が貰えるとなれば、かなり強引な営業もあったのでしょう。地主さんでなくても新築や大規模リフォームを考えた場合、どこにお金がかかっているのかしっかり確認しておきたいものです。

 

大手業者はしっかりとした工事をするのか、といえば現場の職人さん次第です。大手では不具合があれば、設備などの修理や交換をしてくれる保証があるから安心だと考えるかもしれません。今の時代では家電でもメーカー保証はありますし、保証料を上乗せすることで延長保証もあります。建築や修繕では、DIYでやっても丁寧に作業をすることで不具合が発生する確率を低くすることは出来ます。現場作業を熟練した職人さんが、丁寧な仕事をしているのかどうか、大手業者では現場監督でも分からないはずです。

 

建設業は人手不足であり、実際の現場で働いているのは、経験の浅い若い職人であったり、外国人の出稼ぎであったりするそうです。レオパレスの界壁がない問題があり、修繕をやっていましたが、作業していた職人は経験のない派遣で賄っていたようです。経験がなくても出来る仕事だったのかもしれませんが、逆に言えば部材と工具が揃っていればDIYでも対応可能なのでしょう。

 

実際問題として、昔からやっている職人さんの仕事が減っているようです。そのため、自分の会社を閉めて大手の下請け仕事を細々とやっているのが現状だと修繕やってもらった水道屋さんに聞きました。地方の工務店でも、大手の下請け仕事を専門にやっている会社もあるようで、個人の職人さんでは工具持ち込みで日当1.5万円以下の現場もあると聞きました。築古大家は職人さんに支払っている日当は2万円と交通費です。

 

何年か前から依頼をしている職人さんですが、最初はなかなか見つかりませんでした。当時はジモティーなどもなかったため、電話帳で探し電話していました。一度だけで二回目以降依頼しない職人さんもいましたが、仕事ができる職人さんは何度も依頼をしています。さらに他の職人さんを紹介してもらうこともあり、大工さんから内装屋さん、電気屋さんや水道屋さんを紹介してもらうこともあります。最近はDIYリフォームをすることが増えているため、仕事の依頼をすることはほとんどなくなりました。ただ携帯電話に連絡先を登録しているため、必要な時には連絡をすることができます。大工さんや内装屋さんなど、職人さんをどうやって探すのか、探し方は色々ありますが地元で探してみるのが一番です。自宅以外の収益物件では、物件近くで営業している工務店や職人さんに依頼をすることで、その地元に貢献もできます。

 

 

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