築古大家の不動産DIY日記

築古大家の過去の経験談中心に書いています

簡単なDIYリフォームから費用を抑える方法を考えてみました

DIYリフォームの中で一番簡単なものは、クリーニングなどの清掃になります。自宅の掃除などは誰でもやっていると思いますが、ほとんどがその延長です。ホウキとちりとりでゴミを集めてゴミ袋に入れる、汚れた箇所を雑巾がけするなどが基本です。キッチンの頑固な油汚れにはマジックリンをつけて、浴室など水回りの酷いカビにはカビキラーを使ってクリーニングします。室内清掃といわれている清掃は、特別な道具を使うことはなく、ひたすら労働力となる体力を使います。

 

大まかな部分は特に考えることもなく、労働力だけで出来るのがDIYとなりますが、知識や経験がないと作業が止まってしまうことはよくあります。どこで止まってしまうのか、築古大家の過去の経験では、大工仕事と内装仕事で止まることがあります。今では床板を丸ノコで切れ目を入れてから剥ぎ取り、床板を張替える作業もDIYでやるようになりました。

 

大家を始めて初期の頃には、インパクトドライバーすら持っていませんでした。掃除機も集塵機などではなく、家庭用の掃除機を持ち込んで掃除をしていました。リフォーム現場で使うには砂や小石、また水などなんでも吸い込むことができる吸引力が強い集塵機が便利です。高圧洗浄機もあると便利です。外壁やコンクリート面の洗浄だけでなく、網戸や窓サッシなど枠の洗浄で使えます。窓サッシを外して洗浄するのは大変な作業ですが、高圧洗浄機があれば楽な作業です。ただ、窓サッシの重量がある場合には外すことは危険です。窓ワイパーを使ってクリーニングします。

 

工具を購入する時には、マキタやリョービなど有名メーカーがいいと言われますが、DIYでは安価なもので十分です。ネットショップとホームセンターなど実店舗のどちらがいいのか、ホームセンターで実物を確認してネットショップと価格を比較して安い方で購入すると安く抑えられます。場合によって、リサイクルショップやヤフオクなどで中古の工具を探していくのもいいでしょう。DIYでそれほど使う頻度が高くないことを考えると、新品でなくても中古の工具で十分です。

 

またDIYであってもリフォームを完璧に仕上げようとすることもあまりよくありません。壁紙が少し汚れている程度で全面張替えをし、床に傷がついているからといってフローリングも張替えているようであれば費用がかかりすぎます。大家さんをすると分かるものですが、家賃を増やすには物件を増やしていく必要があり、賃貸物件数が変わらなければ家賃は変わりません。ただ、家賃が減額しなければ変わりませんが、築年数が経過して入退去が繰り返せば、ほとんどの場合で家賃減額が起こります。

 

所有する賃貸物件の増減がなければ、家賃収入は現状維持ではなく減少していきます。逆に経年劣化などにより設備の修繕費により物件の維持費は増大していきます。DIYリフォームをやっていくことで、増大する物件維持費を少しでも抑えていくことは簡単なことです。設備の修繕の手配を不動産業者に手配してもらうことはせずに、自分で電気屋水道屋など実際に修理をやってくれる業者を手配することです。また、簡単な作業でDIY対応できるのであれば、大家さんとして作業をすることです。

 

 

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